歯周病の治療について

歯周病の症状

  • ●歯を磨くと血が出る
  • ●お口の中がネバネバする
  • ●口臭がつよい
  • ●歯がグラグラする
  • ●硬いものが噛みづらい
  • ●歯ぐきがはれている

これらが歯周病の症状です。歯周病は、ほとんどの場合、痛みがなく知らない間に進行しますので、ご自身で気付かれた時には、かなり進行していることが多いです。また、歯周病は「歯石を取り除いたら治る」という簡単なものではありませんので、患者様と私達が協力して、継続的に管理していく事が重要になります。大変かもしれませんが、一緒に「お口の中を健康な状態に戻すこと」を目標に努力していきましょう!!

治療の流れ

歯周検査①

まず、歯と歯ぐきの境目の溝(歯周ポケット)の深さを測ります。
この時に、出血がないか?歯が揺れていないか?もチェックします。

  • ★歯周ポケットの正常値は2~3mmですが、大切な事は出血があるかどうかと、汚れがあるかどうかです。数値だけ良くても歯ぐきが炎症を起こしている場合があります。

スケーリング

「上の歯」と「下の歯」の2回に分けて歯垢(プラーク)や歯石を除去します。 (上下2回に分ける事は、厚生労働省より定められております)

  • ※超音波の振動を利用した器械でクリーニングを行います。
  • ★歯みがき指導(ポイントをお伝えします)も行います。

歯周検査②

スケーリングから1週間後に再検査をします。ここでは、ブラッシングによって歯ぐきの炎症がおさまったかどうかや、歯ぐきの中の細かい歯石の有無を確認します。
1本の歯につき、6箇所で測定する精密な検査となります。

歯周ポケットを測定イメージ
  • ★この精密検査で、深いポケットがあり、出血もある場合は、次のステップへ治療を進めていくことになります。検査結果が良好だった場合は、メインテナンスへ移ります。

SRP

歯周ポケットの深い所に付いた細かい歯石や汚れを取り除きます。お口の中を6つのブロックに分けて、1ブロック1回の治療(計6回)で丁寧にお掃除させていただきます。

  • ★治療中に痛みを感じないように麻酔をします。ほとんどの場合は塗り薬による表面麻酔ですが、それでも痛い場合は麻酔の注射をします。また、一時的にしみたり、歯ぐきが腫れる場合があります。普段から知覚過敏でお悩みの方はスタッフにご相談下さい。感染予防の為、消毒用のうがい薬をご自宅でも使用しましょう。
  • ★歯ぐきの掃除をした後、知覚過敏の症状がでたり、歯ぐきが引き締まる事により、歯肉退縮することがあります。
歯周ポケットのお掃除イメージ

歯周検査③

SRPから2週間後に再検査をします。この検査では、歯ぐきの状態がどのくらい良くなったかを確認します。

歯周外科治療

検査結果が思わしくない場合は、歯周外科治療に進む場合があります。

  • ※適応症があり、すべての患者様が歯周外科治療に移行するわけではありません。

歯周検査④

歯周外科治療から約1~2ヶ月後に再検査をします。(治療の状態によって時期を決定します)この検査では、歯ぐきの状態がどのくらい良くなったかを最終確認します。「かぶせもの」が必要な患者様は、ここで初めて「かぶせもの」をつくる治療に進む事ができます。

  • ★これ以前に「かぶせもの」を作ってしまうと、「かぶせもの」と歯ぐきの境目の位置を適切に知る事ができず、出来上がったあとに、見た目の悪いものとなってしまったり、汚れが中にたまり炎症を起こす原因となります。したがって、当院では歯ぐきが一番良い状態で「かぶせもの」をつくる治療に移るのです。

SPT 歯周病の定期的な管理

歯周病は生活習慣病のため、歯科医師・歯科衛生士のサポートケアが必要になる場合あります。歯周病の治癒経過が良好でも再発の可能性が高い患者様は1~3ヶ月の短い間隔で、定期的なCheckをしましょう。

メインテナンス

すべての治療が終了した時が「新たなスタート」です!!歯周病の再発を防ぐために、正しいブラッシングと定期的なメインテナンスが不可欠です。

  • ★ブラッシングに自信のない方は、期間を短くして定期検診しましょう。